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連載インタビュー 街の不動産屋さん

第101回
三基ビルテック株式会社
代表取締役 木村友昭 様
ホームページ http://www.sanki-realestate.com/
所在地 北大阪急行線「桃山台」駅より徒歩約10分
「緑地公園」駅より徒歩約12分 地図
取材日 2014年9月9日

三基ビルテック株式会社 木村友昭様
代表取締役 木村友昭様
優しい笑顔に温和な人柄が表れている

三基ビルテック様は創業以来、主に不動産管理事業を行ってこられた会社様です。メインエリアにしておられる豊中市や吹田市は、関西地方の中心地である大阪キタエリアに近く、そのベッドタウンとして発展してきた街。閑静な住宅街も多く「住んでみたい関西の街」として、よく名前が挙がる人気エリアです。そんなスポットで事業を続けてこられた三基ビルテック様が、4年前から賃貸事業を始められました。新事業を起こしたきっかけとは、一体何だったのでしょう。2代目社長の木村友昭様にお話を伺いしました。

会社について ~不動産管理事業は約40年間の実績が。賃貸は新事業としてスタート~

御社はどんな会社ですか?

桃山公園
会社の近くにある「桃山公園」。
ウォーキングやジョギングを楽しむ人が多い

昭和52年に誕生した会社です。豊中市や吹田市をメインの活動エリアとしまして、約40年間不動産関連の事業を手がけてきました。不動産関連といっても、私たちが携わってきたのは不動産の管理事業です。主な仕事は、賃貸物件をおもちのオーナー様と契約をして、物件のメンテナンスをしたり、賃料管理のアドバイスをしたりすること。地元の水道会社さんや電気工事会社さんと協力しながら、オーナー様たちをサポートし、地域のより良い暮らしを応援してまいりました。

賃貸事業を始めたきっかけは何ですか?

賃貸事業を始めたのは4年前。新事業への挑戦を決めたのは、管理事業をもっと充実させたかったからです。キレイにメンテナンスされたすばらしい部屋があっても、住む人がいなければ存在しないのと同じですよね。だから、部屋をキレイにするだけではなく、そこに住むお客様のお世話もできれば良いな、と考えたんです。
事業をスタートしたときは、賃貸事業に詳しい社員もおらず、右も左も分からない状態でした。みんなで一つひとつ地道に勉強しながら、今日に至った形です。

地域との関係について ~地域密着の仕事をするときは、「利益だけ」ではダメ~

木村社長がこの仕事を始められたのはいつですか?

応接室1
お客様が来社されたときは、ここでお話を。
清潔感があり、明るい空間

私がこの会社に入ったのは10年ほど前です。それまでは、同じ不動産業界ですが、管理事業とは異なる仕事をしていました。かつて在籍していたのは比較的大きな企業で、お客様は投資家や資産家の方々。朝から晩まで働いても仕事が終わらないほど、忙しい日々を送っていました。そこで貴重な経験をさせていただき、転職をして、父が創業したこの会社に就職しました。

こちらの会社へ入ったときの印象を教えてください。

「こんなにアットホームでいいの?」と思いました(笑)。以前の会社とは、雰囲気が全然違うんです。同じ不動産業界でも、事業内容やお客様が異なるので、違いがあって当たり前なのですが…。あまりにも違いすぎて、最初は本当にびっくりしました。
以前の会社では、クール&ドライな働き方をしていました。利益や効率を優先するスタイルが基本で、たとえば協力会社さんを選ぶときも、最終的に利益が大きくなる方を選んでいました。そして、お客様も私たちも時間がないので、コミュニケーションは最低限の情報交換のみ。必要なことを簡潔に伝え、イエスかノーか答えていただいていました。
それに比べると賃貸物件のオーナー様は、ゆったり構えておられる方が多いですね。安く仕事ができる大手の協力会社さんがあっても「うちは長年○○さんにお願いしているから」と、昔から関係のある地元の会社さんを選んだりされます。そして、仕事のお話をしに伺うと、仕事よりも雑談で盛り上がることもしばしばです。
もちろん、これはどちらが良い・悪いという話ではありません。ただ利益を追求する感覚に慣れていた私は、利益だけではない価値を求めるオーナー様たちに、最初は大いに戸惑いました。
木村社長が心がけていることは何ですか?
ご縁を大切にすること。賃貸物件をもつオーナー様や協力会社の方々など、大勢の方とのご縁があったから当社の今があるわけです。私や社員が楽しく働くことができるのも、かつて当社に関わってくださった方々や、今関わってくださる方々のおかげ。人やご縁に感謝し、それに応えていきたいと思っています。
このような考え方は、利益ばかりではなく、ご縁を大切にされるオーナー様たちと仕事をするうちに教えていただきました。

地域について ~都心に近く、自然が豊か。生まれ変わるニュータウン~

街の歴史について教えてください。

新御堂筋・地下鉄御堂筋線
梅田へつながる道路「新御堂筋」と、
地下鉄御堂筋線の線路

当社の賃貸物件は、緑地公園、桃山台、千里中央にあります。桃山台や千里中央は、日本のニュータウン開発の先駆けとなった「千里ニュータウン」の一部です。千里ニュータウンは、昭和45年の大阪万博の開催に向けて、昭和37年から工事が始まりました。豊中市の中心エリアに比べると歴史は浅いですが、街が生まれてからは50年~60年の歳月が経っています。 半世紀が経って、街の物件は今、リノベーションの時期を迎えています。外から見ると古めかしい建物や、築20年を超えるマンションでも、部屋の中は改造されて現代的に生まれ変わっているケースも多いんです。部屋の下見をされるお客様の中には、外観と内装のギャップに驚いて、「キレイ!」と目を輝かせる方もいらっしゃいます。
このエリアの魅力を教えてください。

服部緑地
広大な敷地をもつ服部緑地。
「服部緑地のそばに住みたい」
というお客様もいるとのこと

一番の魅力は便利なところだと思います。大阪の中心地である梅田へは、地下鉄御堂筋線の電車で1本。10分~20分でアクセスできます。地下鉄御堂筋線は、心斎橋や灘波にもつながっているので、大阪のミナミ方面にも行きやすいですね。また、新大阪駅で降りれば、新幹線にもすぐ乗れます。さらに「新御堂筋」という国道も通っているので、車で移動すれば約10分で梅田に到着です。
もう一つの魅力は、緑が多いこと。東京ドーム27個分の広さがある公園「服部緑地」のほか、竹林が美しい「桃山公園」、遊具がたくさんある「千里中央公園」。そして、少し足をのばせば、大阪万博の跡地「万博公園」もあります。こういった大きな公園には、お客様を惹きつける力があるようです。小さなお子様がいらっしゃるご家族、ペットを飼っておられる方、ジョギングやウォーキングが趣味の方など、いろんな方に喜んでいただいています。

お客様について ~転勤族が多く、10人中8人は法人契約のお客様~

お客様はどのような方が多いですか?

応接室2
社内には、落ち着いた雰囲気の応接室も。
どこも掃除が行き届いている

転勤で大阪へ引越しする、という方が多いです。「仕事の都合で、今度そちらへ移るのですが…」というご相談をよくいただきます。また、当社が扱うエリアは、どちらかというとファミリー向けの物件が多いので、ご家族連れの方がほとんどですね。
転勤の方が大勢おられるからか、当社の場合、法人契約が多い点も特徴です。10件中8件は法人さまですね。法人契約のお客様に、この地域を選んだ理由についてお伺いすると、「大阪で働いている同僚に『住むならこのあたりがいいぞ』とすすめられて」という話を聞くことがあります。先に住んでいる方が、この地域の魅力を実感してくださっているということですから、嬉しいことですね。
お客様とはどのような形でコミュニケーションを取られるのですか?
転勤で関西へ移られる客様は、たいてい関西とは離れた地域にお住まいです。ですから、コミュニケーションはメールで行うことがほとんどです。当社に足を運んでいただいて、対面でお話する機会は、あまりありません。
そんなわけで、メールのやり取りにはとても神経を使います。お客様が書いてくださったメールの行間からご要望を読み取り、質問攻めにならない程度にご意見をお伺いし、お客様のイメージが固まるようなご提案をして…。一日に2~3往復するメールのやり取りが、1週間続くこともあります。もちろん、そのすべてが成約につながるわけではありません。メール追客の精度と効率を上げて、より良いご提案方法を編み出すことは、今後の課題の一つですね。

@dreamについて ~初心者に優しいサポート制度に惹かれて、@dreamを選択~

@dreamを導入したきっかけについて教えてください。

賃貸事業用ページ
@dreamで作成している賃貸事業用のページ。
今後の目標は、写真を増やすこと。

賃貸の事業を始めるとき、「賃貸の仕事については初心者だし、システムに関しても初心者だから、とにかく初心者に優しいソフトを導入しよう」ということになりました。@dreamに惹かれたのは、営業の方が「若い方からシニアの方まで、いろいろな方が使われていますよ」とおっしゃったから。「幅広い年齢層の方が使いこなしておられるなら、自分たちでも何とかなるかも!」と思ったんです。また、ソフトを導入した後も、ずっとサポートしていただける点も魅力でした。何しろ初心者ですから、サポート制度は強い味方になるはずだと考えました。

@dreamを導入して、最初の印象はいかがでしたか?

導入直後の印象は、「思ったほど簡単ではないかも…」でした(笑)。もう、何から手をつけて良いのかも分からなくて。でも、分からないことを片っ端からITサポーターさんに質問していくうちに、少しずつ前進し、おかげさまで使えるようになっていきました。
これまで、ITサポーターさんに「分かりません」と言われたことは、一度もありません。サポート重視でソフトを選んで、正解だったと思います。
賃貸のホームページで、工夫しているところはどこですか?

管理事業用ページ
昔から運営している管理事業用のページ。
こちらもリニューアルする予定!

正直言うと、工夫をこらすまでのレベルに至っていないのが現状です。まだ初心者の域から抜け出せていなくて…。せめて、ITサポーターさんに提案していただいたことは必ず実行して、一歩ずつでも前進していこうとがんばっています。強いて言うなら、それが工夫ですね。「集客が増えるなら、言われた通りにします!」という姿勢で、頼りにさせていただいています。

賃貸のホームページにおいて、今後の目標は何ですか?

前述の通り、私たちはまだ@dreamを使いこなしているとは言えません。せっかくさまざまな機能がついているのに、それをフル活用できていないのはもったいない。まずはシステムを完全に把握して、操れるようになることが目標です。
また、最近は、物件の写真をたくさんアップすることにも力を入れています。どこの会社様もやっておられると思いますが、だからこそ欠かせないポイントですね。1物件につき、30点は用意したいところです。
それらの課題をクリアすると同時に、他社様のサイトとの差別化にも取り組む必要がありますね。私たちの営業エリアは、関西でも人気の高い地域なので、ライバルが多いんです。お客様に目をとめていただけるようなサイトをつくるにはどうすれば良いか、これから考えていきたいと思います。来年の今頃は、大幅に進化したサイトに生まれ変わっている予定。ぜひご覧いただきたいです!

今後の目標について ~管理事業と賃貸事業。良い相乗効果が生まれるように~

賃貸事業において、御社の強みは何ですか?

スタッフ
社員同士も仲が良く、アットホーム。
仕事の話でも、雑談でも盛り上がる

やはり、事業内容が違うとはいえ、地域密着型で管理事業を続けてきた実績は、強みになるかと思います。当社は、賃貸物件のオーナー様をはじめ、電気工事会社様や水道会社様など、地域の暮らしを支える方々と約40年間お付き合いをさせていただいております。ですから、この地域の人や風土については詳しいと自負しています。
また、少し抽象的になりますが、社員の温かさも強みだと思います。私たちが長年行ってきた不動産管理の仕事は、賃貸物件をもつオーナー様の悩みを聞く事でもあります。当社で何十年も働いているベテラン社員には、お客様のお話を一生懸命聞く姿勢や、お客様の気持ちに寄りそう態度があり感心します。そのような社員がいることは、お客様に選ばれる会社になるための大事な要素の一つだと思います。
今後の目標について教えてください。
まず、これまで行ってきた管理事業に、変わらず力を入れていくこと。魅力ある賃貸物件をつくるため、またオーナー様に喜んでいただくために、力を尽くしてまいります。そして、賃貸事業に取り組むことでその魅力ある賃貸物件にピッタリの契約者様を見つけて、お引き合わせできるようにしたいです。そうして地域の発展に少しでも貢献することができれば、何も言うことはないです!
お店情報

店舗写真

三基ビルテック株式会社
住所:〒880-0032
大阪府吹田市春日3丁目14番1号 エレガンス桃山台1階
TEL:06-6386-8752 FAX:06-6337-3667
お問合せ先:info@sanki-realestate.com
お店HP:http://www.sanki-realestate.com/
インタビューを終えて

若々しく軽やかにお話をしてくださった木村社長。アットホームな会社の代表をされているだけでなく、ご自身も小さなお子様を育てる父親とあって、温かく家庭的な雰囲気をおもちです。一方で、利益や効率をしっかり計算できる冷静さもあり、古くからの地主さんや家主さんにも信頼されておられるご様子が伺われました。賃貸の事業は始めて間もないということですが、明るく理知的なお話ぶりから、これからの大きな発展が予感されました。ご活躍が楽しみです。

(取材・執筆  株式会社 物語ライティング)