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連載インタビュー 街の不動産屋さん

第112回
株式会社たくみ
宮𢌞 健吾 様
ホームページ http://www.takumi.ne.jp
所在地 JR「出雲市」駅より車で約15分 地図
取材日 2016年7月5日

株式会社たくみ 宮𢌞健吾様
株式会社たくみ 宮𢌞健吾様

第112回は、島根県出雲市をメインに仲介事業をなさっている「株式会社たくみ」様のご登場です。縁結びの神様「大国主大神」が祀られている出雲大社からほど近い場所に位置する「たくみ」は、多くのお客様に地域とのご縁を提供されてきました。今回は大阪・東京・中国を渡り歩いた末に故郷出雲へと帰ってきた放蕩息子、宮𢌞健吾さんの汗と涙に満ちた挑戦の記録をお届けします。

不動産業界に入る経緯について ~ノリと勢いだけで突き進んだ20代~

学生時代は「たくみ」を継ぐつもりはなかったそうですね。

出雲大社
年間200万人もの参拝客が訪れる出雲大社

はい、父の会社に入るなんて想像もしませんでした。
高校生時代、ちょうど「グローバル」という言葉が世に出始めた頃で、自分も外国語を習得しようと大阪外語大に進学しました。どうせなら英語以外の言語を覚えようと、選んだのは当時最も熱かった中国語。在学中に1年間休学して、中国のホテルで働いていたこともあるんです。
ただ、向こうで分かったんですけど、ひと言で中国語と言っても広東語や北京語、上海語など、中国にはさまざまな言語があるんですね。おまけにどれもナマリというレベルを超えて、ほとんど別の国の言葉。当の中国人もグローバルビジネスをするために、最終的には英語を習得するんです。
英語の力を見誤ったと言えばそれまでですが、それでも中国での経験は僕にとって確実に今に生きる財産になったと思っています。

どのような経緯で「たくみ」に入社したのですか?

それからまた遠回りをしました。
中国で知り合った大企業の重役さんから「うちに来ないか?」と何度か声をかけてもらったんです。そこで自分はデキると調子に乗ってしまったのが運の尽き(苦笑)。日本に戻ってきて同級生たちが就活に苦しむ中、僕はというと真っ当に就活するより、直接電話して自分を売り込んだ方が早いと思ったんです。同じ働くなら楽しい仕事がいいと、入れてもらったのが映像制作における特殊効果の専門会社。楽しくてやりがいもあったんですけど、朝も夜もない仕事に将来が描けなくなり、2年が過ぎた頃に転職を決意したんです。
そこで初めて真面目に就活に取り組んだのですが、ノリで生きてきた自分を拾ってくれるほど社会は甘くはありませんでした。その時、一番近くに経営者がいたことを思い出したんです。

@dreamについて ~@dreamの先に見えた希望の光~

健吾さんが出雲に帰ってきたときは、お父様も喜ばれたでしょう?

スタッフ
今年から2名のパートさんが
健吾さんをサポートしてくれています

従業員に給料を払うのもギリギリの会社でしたから、あまり歓迎はされていませんでしたね。当時の「たくみ」にはもう活気はなく、どんよりした重い雰囲気が漂っていました。従業員さんも「放蕩息子が帰ってきた」くらいにしか思っていなかったでしょうね。結構、肩身は狭かったです。

そうだったんですか。ともあれ初めての不動産業に足を踏み入れたということですね?

それはもう少し後のことです。
父は当時、事業を手広く展開していて、僕が任されたのはすでに落ち目にあった育毛剤の輸入販売部門。HPのテコ入れをしたり、いろいろ頑張ってはみたのですが売り上げは減っていく一方で、2年3年と経つうちに会社自体も危機的な状況に陥ってきました。そこで同じダメなら最も可能性のある不動産部門に賭けようということになったんです。
@dreamを知ったのはちょうどその頃でした。一人でもやっていけるというフレコミに惹かれて、導入を決めました。
@dreamという武器を得て、いよいよ再起を賭けての挑戦が始まったわけですね。
そうですね。だけど僕の中で「たくみ」は一度潰れた会社なんです。それまで長く勤めてくださっていた従業員さんを失うことになりましたから。
父の体調も芳しくなかったので、期せずしてたった一人の挑戦がスタートしたわけです。
@dreamを導入して成果が表れ始めたのは?
2014年にHPを全面リニューアルしたのですが、リングアンドリンク社の皆さんから聞いていた通り、すぐに成果は表れませんでした。会社の危機は相変わらずで、サポーターさんの温かい励ましに支えられながら何とか踏ん張ってはいたものの、正直、何度心が折れそうになったことか。そんな時、ふと金丸社長がうちを訪ねて来てくださったのです。
HPを見てひと言、「やるべきことはやっているね、あとはもう少し自分をさらけ出してもいいんじゃないかな」。早速、SNSにアカウントをつくって自分をさらけ出すことを始めました。 爆発的に成果が表れ始めたのは導入から1年後の2015年からです。
差し支えなければ具体的な数字について教えてください。
2014年に他社物件の成約は0件、これが2015年には11件です。すでに成功されているユーザーさんから見れば大したことない数字だと思われるかもしれませんが、うちにとっては劇的な変化です。他社物件で11件取れるということは、同じ物件を扱う業者の中から、わざわざ「たくみ」を選んでくださったということですからね。ようやく今までの苦労が報われたと思いました。
@dreamで成果を上げるためのポイントは?
やはり、他のユーザーさんやサポーターさんに言われたことを真面目にコツコツやる。それしかないでしょう。
毎日の更新作業はもちろん、たとえば、物件のマイナスポイントを素直に載せることや地域の情報を載せること。先輩ユーザーさんやサポーターさんからいただいたアドバイスのすべては、お客様のためでもあるんです。
ユーザー同士の交流会や勉強会に顔を出すようになって分かったことがあります。それは、成功しているユーザーさんほど、テクニカルな話ではなくお客様への想いを口にされること。ピンチに立たされるとつい目先の利益を優先したくなりますが、僕らの仕事の先にはいつもお客様の「生活」があることを忘れてはいけないんですね。

ホームページについて ~ホームページについて~

ホームページのこだわりについて教えてください。

ホームページ
ホームページを開くと
ドーンと出てくるさわやかな笑顔

まずはトップ画面に自分の写真をドーンと載せていること。これも先輩ユーザーさんのホームページを参考にさせていただいています。
実は僕はもともと、自己主張が苦手なタイプなんです。フェイスブックで素顔をさらけ出そうにもどこか抵抗があって、アップするのはいつもお酒のネタばかり。でも先輩ユーザーさんを見て考えさせられたんです。自分が守りたいのは小さなプライドか、それとも家族やお客様か。僕は腹をくくりました。

自分をさらけ出すことでお客様の反応は変わりましたか?

はい。「安心できそう」とのお声もいただいたこともあります。
僕も東京で初めて部屋探しをしたとき、不動産屋さんの対応にがっかりさせられたことがありました。もしかしたらお客様も同じような経験をされているかもしれない。HPで自分の顔をさらして、プライベートも公開していれば、悪いことなんてまずできませんよね(笑)。それが結局、お客様の安心感につながるのか、「この人なら」とご指名いただくことができました。
バナーもご自分で作成されているそうですね。
そうですね。画像はPhotoshopで自作しています。また、苦しかった時期に時間があり余っていたのでHTMLも勉強してプログラミングできようになりました。なので、うちのHPは基本的なフレーム以外ほとんどデフォルト部分が残っていません。 フォントもイラストもお客様に親近感を抱いていただけるよう工夫していますので、ぜひご覧になっていただきたいです。

これからについて ~苦しいのは自分ひとりじゃない~

地元出雲への想いについてお聞かせください。

出雲市
盛り上がりを見せる「縁結びのまち」出雲市

僕は地元を離れて初めて出雲の魅力に気づかされました。それまでは皆さんもご存じの出雲大社も大きな神社くらいにしか思っていませんでした。まさか古代から続く深い歴史があるとは(苦笑)。今では日本神話も勉強してガイドさんに負けないくらいのご案内ができると自負しています。
平成27年には、広島と島根をつなぐ尾道松江線「中国やまなみ街道」が全線開通し、出雲市の産業も盛り上がりを見せています。それに伴いたくさんの方が出雲に転居してくることが見込まれていますので、お客様のより良い生活に貢献できるよう頑張っていきたいと思っています。

最後に@dreamの導入をご検討されている皆さんへメッセージをお願いします!

これまで申し上げてきた通り@dreamはあくまでツールであって、最後に問われるのは不動産業者としての信念やお客様への想いの強さです。
ただ、僕は@dreamを通じて思わぬ副産物を得ることができました。それは応援してくれるサポーターさんや全国のユーザーさんとの出会いです。もし本当にたっただけの一人の挑戦だったら成果が表れる前に挫折していたかもしれません。
苦しいときも簡単にあきらめず、ぜひ@dreamで自分の信念、お客様への想いを貫き通していただきたいと思います。
お店情報

店舗写真

株式会社たくみ
住所:〒693-0066
島根県出雲市高岡町462-1たくみビル2F
TEL:0120-410-213 FAX:0853-24-3191
お問合せ先:shop@takumi.ne.jp
お店HP:http://www.takumi.ne.jp
インタビューを終えて

@dreamの導入により、今でこそ明るい兆しが見え始めてはきましたが、それまでは暗いトンネルの中で孤独に戦っておられました。「中国に向かうフェリーの中を思い出せば」と笑って話すその表情からは、現代の若者らしからぬ肝の座りようがうかがえます。苦労が多かった分、慢心することはなく、常にお客様のより良い生活を模索されている健吾さん。最近ではお客様のご要望にはすべてお応えしたいと、建築からリフォーム、売買まで、住宅にまつわるあらゆる知識を身につけようと勉強を開始しました。一度は危機に瀕した「たくみ」を見事立て直し、はるかな夢を追いかける健吾さんの挑戦をぜひ応援してください!

(取材・執筆  株式会社 物語ライティング)