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街の不動産屋さん
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連載インタビュー 街の不動産屋さん

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  不動産屋さんって、怖いイメージがありませんか?
「お店に入ったら最後、出られなくなりそう」とか「親身になって探してくれるの?」とか、
あまりよいイメージがないのでは?
それは、不動産屋さんをよく知らないからだと思います。
というわけで、みなさんに代わり、不動産屋さんに直撃インタビューしてみました。

第57回 ~連載3回目~ネット不動産株式会社 古賀 康弘 様  ネット不動産株式会社様ホームページ
http://www.net2103.jp/


JR東海道本線(神戸線)さくら夙川駅
阪急神戸線夙川駅
阪神本線香櫨園駅より 各徒歩6分

地図はこちら
取材日 2010年11月18日
「ネット不動産」様・古賀社長へのインタビュー、連載3回目です。
@dreamとネットの可能性を信じ、生き残りを賭けた古賀社長。
「ネットの存在は、不動産業界にパラダイムシフトを喚起している」そうです。
それは厳しい転換ではあるものの、新しい可能性が無限に広がるという側面に目を向けたい、と語ります。
情報があふれるこの時代、不動産屋さんはそれにどう対処して行くべきか。
最終回の今回は、古賀社長の業界展望と、それをふまえた@dreamユーザーへのアドバイス、メッセージをお届けしたいと思います。

広告的資料は一切掲示がない店内。
ネット集客に特化しているからだ

  ホームページ以外で工夫していること ~決して詰めない、急かさない~
メールのやり取りなどでは、何に気をつけておられますか?

まあこれも、正直であることですね。たとえ「絶対売れなさそうだな」と思う物件でも、必ずお知らせしています。もちろん、良い面・悪い面含めてね。とにかく、不動産屋っぽくないメールにすることが大事です。いかにも「買ってください」と言わんばかりの、おざなりなメールを送ったところで、ご返信はいただけませんからね。

メールはどのくらいの頻度でやりとりされるのですか?


週1で新着情報などはお伝えしますが、基本はお客様のペースに合わせています。新着情報に対しご返信がなければ、個別に内容を考えて、またメールを送りますね。ただ、強引にご来店を促すようなことはしません。ゆっくりお話を聞いて、お客様が欲しい情報を正直にお伝えしていけばいいと思っています。

時間をかけて、お客様の警戒心を解くのですね。

私はそもそも、お客様を「詰める」ことが嫌いなんです。どちらかというと、不動産業界では「詰めてナンボ」みたいなところはありますけどね。もし、見込みのお客様から断りが入ろうものなら、目の色を変えてひっくり返そうとするでしょう?私はどうもそれが…。詰めたところで、お客様は自分の意志に反したものは買いませんよ。

いい意味で、営業マンっぽくないですね。


そうなんでしょうかね?他にも、基本的に不動産の営業マンって、いつ買うか分からない方には冷たいなあと感じます。例えば、会員登録時のアンケートにおいて、「購入希望時期は3年後以降」と書かれるお客様などに対してです。そんな先の話に構っている暇はない、ということなんでしょうけど。逆に私は、そういった購入希望時期については、全く気にしません。というか、そもそもその欄を見ません。

そういうお客様にも、通常通り接するということですか?


はい。でも決して詰めませんし、急かしません。時期が来れば買ってくださると思ってますから。そうして連絡を取り合いながら、お客様のご要望に合わせて「正直な情報、不動産屋が話したがらない真実、本当にお客様が知りたいこと」をお伝えしているだけなんです。でもそのおかげで、信頼関係を築けているんだという自信もあります。せっかく@dreamのおかげで効果的な集客ができているのですから、ちゃんと活かしたいですしね。

  ▼@dreamから得たもの ~勝手に売れて行く、という感覚~
@dreamを導入したことで、何が一番良かったと思いますか?

社名が変わったり、ネットに活路が見えたりといったこともありますが、効果として最も顕著に感じたのは「勝手に売れて行く」という感じがすることです。もちろん、色々な工夫の成果もあってのことでしょうが、かつて出口の見えない努力をしていた頃とは、明らかに感覚が違いますね。
勝手に売れるって、すごいことですよね!?

まず@dreamでお客様に集まっていただき、あせらず大事に接する。
あとは、ある程度人数が集まってきたり、時期が来たりすれば、勝手に売れて行くんですよね。表現は適切でないかもしれませんが、種をまいて水をやっていれば、確実に多くの実が収穫できる…そんな感覚です。

さりげなく置かれたデザイン家具の椅子が、
アート素材として店内に彩りを添えている

  ▼これからの展望 ~ネットと不動産、そして@dream~
ネットの存在は、今後の不動産業にどう影響するでしょう?

ネットが発達する以前、不動産の物件情報は不動産屋さんで得るのが常識でした。
そういう意味では不動産屋さん、特に仲介業の「商品」とは、土地や建物そのものと言うよりも、どこにどんな物件があるのかを知っている「情報」ではなかったかと思うのです。
ですが、ネットの発達により、今や情報自体はタダ同然。
お客様は、特定の不動産屋に頼らずとも、家にいながらにして情報を手に入れることができるようになりました。

すると、何が今後の不動産屋さんに求められるのでしょうか?

サービスです。不動産仲介業は、サービス業たる原点に帰るのです。この動きは、業界全体を変える潮流になるかもしれません。
まさに常識を覆すような発想転換、つまりパラダイムシフトの時期に来ているのではないでしょうか。
それに気付いた業者が、これからのネット時代を生き残れると思っています。
そんななか、私が提供できるサービスが、正直であることだったのです。
それらをふまえ、これからの@dreamユーザーさんに助言を。

少し話が大きくなりましたが、まずは模倣からで十分だと思います。 成功しているユーザーさんのホームページをマネることから始めてみてください。
また、検索ワードの選び方とかも参考にしてみるといいと思います。

最後に、これからの目標や展望をお聞かせください。

まず、ネット界の不動産がどうなっていくのか、自分でもいろいろ検証してみたいですね。 やりたいことが山積みですから。
また、業界全体を見ても、矛盾や悪い慣例がまだまだたくさんあります。
そういったものと一線を引いたお店にしていきたいですね。

西宮市内の高台から街と海を臨む。
美しい街並みも、愛され続ける理由

お店情報
ネット不動産株式会社
住所:〒662-0961
   兵庫県西宮市御茶家所町4-15-2F
TEL:0798-37-0098 FAX:0798-37-0097
お問合せ先:info@net2103.jp
お店HP:http://www.net2103.jp/     

  インタビューを終えて

まさに、規格外の正直さ。
常識にとらわれない、古賀社長の自由な発想には頭が下がるばかりです。
しかし、そもそも「常識」とは何なのか。
私たちは「常識」という都合のいい言葉にあぐらをかいて、お客様を食い物にしたりしてはいないか。
そもそも誰のための、何のための不動産屋さんなのか…
そんな、商売の本質を思い起こさせてくれるような取材でした。
「不動産業はサービス業だ」と言い切った古賀社長の言葉に、これからの、そして原点の不動産屋さんのあり方を見た気がします。
「そんな甘い考えで、モノが売れるか!」、「キレイごとで仕事はできない!」、そんな意見もあります。でもそれって、本当にそうなんでしょうか・・・
あなたも、ちょっとだけ考えてみませんか?
(取材・執筆・webページ制作  株式会社 物語ライティング)