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街の不動産屋さん
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連載インタビュー 街の不動産屋さん

第88回 豊商住宅株式会社 社長 冨田 廣司 様

ホームページ http://www.hosho-j.com/
所在地 名鉄名古屋本線「前後駅」徒歩20分 地図
取材日 2013年7月2日

スマイルくん
笑顔がかわいらしい、同店の
キャラクター「スマイルくん」

仲介業も取り扱うという事業転換後も、@dreamを取り入れ、成果を出している豊商住宅様。「この先もこのまちで」と考える冨田社長、お客様のためにといろんな工夫をしながら、スタッフの育成にも取り組んでいます。
不動産業界で経営し続けてきた社長の心には今、どんな思いがあるのでしょうか。

IT分野で工夫されていること ~twitterからYou Tubeまで~

ホームページで物件紹介をしていくうえで、工夫されているのはどんなところですか。

スタッフブログ
季節ネタも多く楽しさが感じられる
スタッフブログ

各物件をクリックすると出てくる「Webコメント欄」の充実ですね。物件1つ1つを、私が見に行って写真を撮り、良い点だけに限らず書くようにしています。
最近では、物件ごとに「オススメ度」を★1~5つで表すようにもしました。
「土地の高低差あり」とか「交通量多め」などは、物件の価値を上げるような情報ではないですが、「とにかく買ってもらう」ではなく「納得のいく買い物をしていただく」ことを目指して、できるだけ詳しく書いています。

いろんなツールを積極的に利用されていますね。

TwitterにFacebook、ブログなど、できることは何でもやっていこうと取り組んでいます。最近ではYou Tubeに物件の動画を載せたり、スマートフォン対応のページを作ったりもしました。
でも、隠れたエースは「ブログ」でしょうね。スタッフが当番制にして、毎日欠かさず更新しています。内容は家に関することは2割ぐらいで、あとは日々の自分話。毎回ネタを考えるのはけっこう大変だと思いますが、頑張って続けてくれています。楽しみに読んでいただきながら、親しみを感じてもらえるといいなと思っています。

30年以上不動産業に携わって ~魅力ある仕事~

30年以上、不動産業を営んできて、どんなところに魅力を感じていますか。

 店舗に掲げられた「笑顔」の2文字
店舗に掲げられた「笑顔」の2文字は
「商売の基本!」と冨田社長

不動産業は、お客様の財産を預かること。それはつまり、お客様の一生を預かるようなものです。大きな買い物だけど、お客様にとっては1回きりのことが多く、十分な知識や経験を持ち合わせていらっしゃらない。そこに寄り添い、一生の住まいを決めるお手伝いができることには、責任の大きさとともに喜びを感じますね。
実はこの仕事を始めたころは「売れる建物なら何でも良い」なんて考えていたこともあるんです。でも今は、「住む人が幸せになれる家」を、つくる側としても紹介する側としても、追求したいと思っています。弊社で建てる分譲住宅は、「機能が良くて快適に暮らせ、長く住み続けられる家」を目指しています。建売だからといって、安いかどうかだけで決めてほしくはないですからね。
浮き沈みの激しい業界で、30年以上続いてきたのは素晴らしいですね。
そうですね、やはり小さいところほど弱いので、閉めていく不動産屋さんも見てきました。なぜ続いてきたかといえば、やはり徹底して地元に密着してきたことではないでしょうか。もともと地縁が無い中でのスタートでしたから、商工会や発展会などいろんな団体に入り、活動してきました。
あとは私が多趣味なのも良かったのかも。釣り仲間が、立て続けに5人もお客さんを紹介してくれたこともあるし、伺ったお宅に飾ってあったお花の話で奥様と盛り上がり購入に至ったり。子どもさんと収集切手を見せ合って「あのおじさんのお店がいい」と、弊社で買っていただくことになったり。そういう意味では、人生のすべてが生きる仕事なのかもしれませんね。

息子世代に向けて ~「当たり前のことを当たり前に」~

息子さんが継がれる予定だそうですね。

全員揃って
全員揃って。
社長とスタッフのチームワークは抜群!

はい、息子(義貴さん)は今は営業スタッフとして勉強の日々です。一人前になったら私は引退しようかと思っていますが、まだまだそうはいきませんね。息子たちはネット世代ですから、@dreamも含め「情報を整理する」という面ではさまざまなツールを、私よりもうまく使いこなしていくでしょう。
一方、その影響でお客様との密なつながりをもつのが難しくなったのも事実です。「あなたから買いたい」、お客様にそういっていただけるにはどうすれば良いのか、そこを一生懸命に考えて、頑張っていって欲しいですね。
この先、息子さん世代に継いでいってほしい思いは。
「当たり前のことを当たり前に」です。これは、私が東京で、建築の勉強会に参加していた時、講師の方からいただいた言葉です。
「こんなにやっていてすごいだろう、ではない。ただ普通に、当たり前にやるべきことをやっているだけ。それができていないのであれば、その方がおかしい、恥ずべきことだ」、そういう意識をもって仕事に取り組んでほしいですね。そうすれば、おごって一点にとどまるようなことはなく、お客様に愛されながら、常に進化していけるのではないかと思います。

お店情報

店舗写真

豊商住宅株式会社
住所:〒470-1131
愛知県豊明市二村台2-19-26
TEL:0562-93-1839 FAX:0562-93-1840
お問合せ先:home@hosho-j.com
お店HP:http://www.hosho-j.com/

インタビューを終えて

何といっても、社長自らが物件写真を撮りに回っているという話に驚きました。「すごいですね!」と言うと「単にそういうことが好きなだけかも」と笑顔。この業界で長い冨田社長だからこそ、鋭い視線で物件を見ることができる、それが書き込まれた「Webコメント欄」は必読です。
そうした「自分で動く」という姿からも、仕事への真摯な思いが見えてきた冨田社長。今後は息子さんをはじめ、業界の若手を育てていきたいと考えているそうです。冨田社長のように「当たり前のことを当たり前に」できる人材が育っていくのが楽しみですね。

(取材・執筆  株式会社 物語ライティング)