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街の不動産屋さん
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連載インタビュー 街の不動産屋さん

第94回 ~連載第3回目~
株式会社アートタウン
代表取締役 徳江 梓 様
ホームページ http://www.art-town.co.jp
所在地 JR両毛線「前橋」駅より徒歩約12分 地図
取材日 2014年1月9日

初市祭りのだるま
けやき並木通りで、前橋初市まつりに遭遇。
前橋市名物のだるまが屋台の店頭に。
だるまは、もちろんアートタウン店内にも飾られている。

不動産業の在り方を徳江社長にうかがった時、テーマとなったのはスタッフ像でした。一言でいえば、お客様に対して真摯な気持ちで仕事をできる人、ということになります。実はそれは、アートタウン様の姿勢の根本的なところにつながっています。そこに地域密着型の不動産業の姿があるのではと感じました。

売上だけでない不動産会社へ ~すべては人材~

御社の不動産会社としての方向性を教えてください。

店内風景
徳江社長とスタッフで丹念に磨かれた店内。
お客様がいつ来られても爽やかな印象を持たれるように。

これまで、不動産会社は敷居が高いと思われていました。だから、もっとお客様が気軽に来てくれる会社にしたいと思っています。理想は、「住まいに関しての全ての相談ができる場所」にすることです。それには、人材育成に力を入れていきたいです。

どのような人材を求められていますか?

スタッフ募集の際の面接ではいろんな話をします。日常の会話をたくさんして、その中で前向きさと素直さがある人と判断した人しか採用しません。基本的には経験者は採りません。 業界経験が長いほど、売上げ、お金儲けをメインにする人が多いこともあります。
私は、お客様が購入されなかったらダメか、というわけではないと思っています。まず忙しい中、当店にいらっしゃったということに感謝する気持ちを本心から持てなければなりません。ただ会社は組織である以上、売上も伸ばさないといけない。お客様に喜んでもらう仕事を突き詰めるとボランティアになってしまう。しかし売上だけを重視すれば、数字しかない会社になる。そのバランスが難しいですね。
スタッフの意見は、聞きますか?
聞きます。会社勤めの時、自分の意見が通りにくいことが、独立したいという動機でもありましたから。大きな会社では会社の役員が方向性を決めて、その指示で回りの人が動く。それはつまんないかなと。
最初のうちは意見が出ないですけど、出るようになってくれば、できるだけその人の方向性を大切にしたいです。会社でみんなが生き生きと一生懸命やってくれる、それが結果として多少売上が悪かったとしても、何かが残り、積み重なっていくはずですから。
リーダーを育てていきたいですね。営業や事務のそれぞれのリーダー、そして一店舗ごとのリーダーが現れてくれば、組織としても強くなっていきます。

今後の展望 ~まちづくりを視野に~

御社の今後の展望は?

前橋市風景
群馬県庁の展望台から眺めた前橋市。
相馬山、二ケ岳、水沢山などの山並みが
清々しい。手前に流れるのは利根川。

高崎市にも支店を開設しましたが、優秀な人をさらに入れて、一店舗一店舗を少数精鋭でやっていきたいです。ここ前橋店なら前橋市、高崎店なら高崎市のエリアの物件だけを徹底して扱うということです。
今後店舗は増やしても、あくまで群馬県内です。群馬県の市場としては、他県の状況を聞くと、不動産の動きは決して良いわけではありません。しかし、みんなで一生懸命やって、前向きに取り組めば、道は開けると考えています。

ところで、「アートタウン」の由来はなんですか?

実は、将来の目標を込めて「アートタウン」と名付けました。区画整理事業に携わることが自分の夢なんです。ただ自社物件を売っていくというのではなく、「まちづくり」をしていくという視点で仕事をしていきたいのです。
なぜ「タウン」、「まち」かというと、単純に好きなんでしょうね。昔、橋をつくる人とか、都市計画をしている人に憧れていました。企画運営コンサルティングなどに興味がありますね。
現時点では、地道に仕事を積み重ねていき、行政によい提案ができる力を培っていきたいと考えています。
お店情報

店舗写真

株式会社アートタウン
住所:〒371‐0801
群馬県前橋市文京町1丁目40番15号
TEL:027-288-0122 FAX:027-288-0133
お問合せ先:info@art-town.co.jp
お店HP:http://www.art-town.co.jp
インタビューを終えて

「お客様の立場で」と謳っていても、実際は広告のキャッチコピーで終わってしまう会社が多いもの。しかし、徳江社長はそれを本気で考え、実践しようとしています。不動産業は、営利重視の儲け主義につっ走ることもできます。でも、アートタウン様はその道を行きません。「お客様の立場」を進むことは、お客様のニーズをしっかりとらえることであり、暮らしの場を一緒になって探すことです。その決意というか覚悟が、社名の「アートタウン」に秘められていると思いました。社長は、一つ一つの不動産の仕事の向うに、より良い「まちづくり」を手掛けられることを目標とされています。
大きな視野を持ち、日々の仕事を熱心に取り組むことが、結果的に着実な経営にもつながってくことも感じました。ますます活躍してほしい注目の不動産会社です。

(取材・執筆  株式会社 物語ライティング)