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街の不動産屋さん
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連載インタビュー 街の不動産屋さん

第95回 ~連載第3回目~
ハーバルホーム株式会社
店長 湯浅 貴裕 様
ホームページ http://www.herbal-home.net/
所在地 JR高崎線「北上尾駅」より徒歩15分、
「桶川駅」より徒歩10分
車をご利用の方は、旧中山道沿い 地図
取材日 2014年2月4日

旧中山道沿いの風景
旧中山道沿いの風景。
かつて江戸時代の宿場町として雰囲気が、
味わい深い木造家屋に偲ばれる

不動産業一筋といった方にはない、柔軟な発想を持つのが湯浅店長の魅力です。不動産単体ではなく、それを取り囲む街、社会を見渡す視点で、物を考えられるようです。だからこそお客様のニーズを深く掘り下げた情報を発信できるのかもしれません。そこで第3回目は、店長の不動産業に対する想いや考え方をうかがいたいと思います。

ネット時代になすべきこと ~お客様の声に応える~

これから、どのような点に力を入れていかれますか?

店内風景
店内風景。お客様の要望をじっくり聞く
ための、落ち着いた雰囲気の空間

やはり第一は、インターネットに掲載する情報をより充実させていくことです。
以前は、チラシなど紙媒体の広告掲載もしていましたが、今のお客様はネット中心の利用になっています。
その傾向が加速して、お客様と一緒に現場に行くということが極端に少なくなりました。
タブレットを広げながら現場から電話をしてくる方もおられます。「ホームページのこの写真はどこまでが敷地なんですか?」など尋ねられる。現場で私が案内した方が間違いがないのですが、いただいた電話でも精一杯の対応をさせていただいています。その後のコミュニケーションにつながっていきますから。
お客様がご来店された時に、心がけていることは?
私はパソコンを前に出して、お客様に物件の説明をします。写真に写っていない所、例えば、「ここからじゃり道で向うから舗装されてます。あちらにはこんな建物があって…」などと、細かな情報までお伝えします。それは、自分が現場に足を運んで、カメラで撮影しているから言えることです。
不動産業では、私が担当する営業の仕事は、お客様とのお付き合いが始まり、契約に至ってから、その重要事項説明まで一人で行うことがベストです。一連の過程をパーツで分け、他の人と分業するということは困難です。例えば、他の担当者が、最終段階で、重要事項説明のペーパーを読み上げることはできます。しかし、その時のお客様の質問に的確に答えることは、最初からの担当者でなければできないことだと思います。
今後、営業スタッフを増やしていく予定は?
今のところはありません。まずこの規模で経営の充実をはかっていきたいからです。
また、仕事の質がとても細かく深くなっていますので、このレベルですぐに対応できるスタッフを探すのは大変なことでしょう。
現在、事務を勤めているスタッフは、この会社を設立する前から私をサポートし続けてくださる方。営業の感覚が分かり、多様な事に対処できる素晴らしいパートナーです。
一方で仕事量は確実に増えているので、簡単な作業はパートの方を募集してお願いする方が良いのか、悩んでいるところです。

不動産業への想い ~まちや社会から考える~

どのような不動産会社を目指していますか?

上尾運動公園
爽やかな空気が清々しい上尾運動公園。
木々の緑が心を和ませる

以前、農家の方から、「キュウリをつくる農家に、ナスのつくり方を聞いても、ぜんぜん分からないもの」とうかがいました。素人だと、農家であれば、何でも作れそうに思え、意外に思うものです。
しかし不動産は、一つ一つが種類の違う作物だなと感じています。更地だったらそれでよい、というわけにはいかない。そこがどうしたら活用できるか考えないと。調べるほど、個々の物件はレアな特色を持っているなという気はしますね。だから、どんなことにも対応できる不動産会社でなければならないと考えています。
また、土地にかかわる者として、街全体のことも常に視野に入れていかなければと思います。お客様には、単体の土地や物件のことばかりでなく、「周辺に都市計画道路の予定があります」「上尾は中山道の周辺の街が伸びてきているエリアですよ」などといった情報もお伝えしています。
さまざまな職歴から、元々幅のある視点をお持ちですね。
これまで、いろんな業界を眺めてきたこともあって、不動産業が新鮮で、その奥深さを肌で感じています。特に土地売買の流れや区画整理事業の実際的なところが見えてきて興味深いですね。
その時、一市民として疑問に感じることもあります。
私の地元のある駅前では、宅地を増やす区画整理事業をやっています。かつては田んぼを宅地に変えれば、人口が増え税金が増える、ということでよしとされました。しかし、新しい宅地の周辺地域は地盤沈下してしまうこともあります。全体として見れば、本当に良いことなのか、すごく気になります。国や県から補助金をもらって整備しており、税金が投入されていますから。まちづくりにおいて、民間企業なら採算を考えてやれるのではと思います。
不動産業の魅力とは?
何より高い買い物なので、お客様の喜びが、今まで扱ったどんな商品とも違います。これは最上級ではないかと。宝石店の販売員の時のお客様は高額の物を買われましたが、個人的な価値にとどまってしまっていたと思います。しかし不動産の場合、ご家族の皆様全員が笑顔になられます。そんな時、この仕事をしていて本当に幸せだと実感しますね。
お店情報

店舗写真

ハーバルホーム株式会社
住所:〒362‐0001
埼玉県上尾市上町62番13号
TEL:0120-38-8086 (さぁ ハーバル)
FAX:048-770-1186
お問合せ先:yuasa@herbal-home.net
お店HP:http://www.herbal-home.net/
インタビューを終えて

社名ハーバルホーム様の「ハーバル」は、「植物」という意味。お客様にとっての「癒しの住まい・環境」を提供したいという想いを込められたそうです。
湯浅店長のスタンスは、プロのサポーターであること。お客様へは、不動産会社のエゴを押し付けるのではなく、専門家としてのアドバイスを行います。表に出せる不動産情報はすべて公開し、お客様が悩まれるだろう不動産関連の問題を日々研究されています。
何事も掘り下げて追求するという探求心をお持ちですが、それは趣味にも発揮されているようです。無類の映画・音楽好きで、そのソフトのコレクションは8,000枚ほど。学芸員の資格もあり、美術にもお詳しいそうです。だからこそ柔軟な発想で、いろいろなアイデアを試されています。どんな変化球にも対応できる、ネット時代のオールマイティの選手として、その成長が期待される会社です。

(取材・執筆  株式会社 物語ライティング)