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街の不動産屋さん
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連載インタビュー 街の不動産屋さん

第96回 ~連載第2回目~
株式会社上原不動産事務所
代表取締役 上原 明夫 様
ホームページ http://www.fudo-san.jp/
所在地 高松琴平電気鉄道志度線「原駅」「房前駅」徒歩8分 地図
取材日 2014年4月11日

ことでん・原駅
最寄りの「ことでん・原駅」。
郷愁あふれる雰囲気は無人駅ならでは

豊富な経験で、まさに“牟礼の生き字引”と呼ぶに相応しい上原社長。地域密着を深める中で、この街や住民層に合った商売をしたいと語ります。では、実際にどんなお客様が多いのでしょうか? 具体的にどう対応しているのでしょうか?
第2回は、そんな「上原不動産流」運営術について語っていただきます。

お客様について ~売買中心に、地元も転入者もUターンも多い~

需要は売買が中心ですか?

四国八十八ヶ所巡り
四国八十八ヶ所巡りの札所でもある牟礼。
お遍路さんたちが旅する光景も日常だ

そうですね。いわゆる“平成の大合併”で高松市に合併されましたので、高松市中心部に対するベッドタウンとしての要素が強いように思います。地域柄、物件はマンションよりも土地や一戸建てが多いです。賃貸の需要もありますが、そちらは主に学生さん向けのアパートが多いですね。近くに香川県立保健医療大学・徳島文理大学がありますので、毎年春は大忙しになります。長くこの地域でやっていることもあって、家主さんともかなり親しくなるのですが「いまどき学生さん相手に入居してもらおうと思ったら、ネット使い放題くらいの設備は整えておかないと」なんてアドバイスすることも多いです。
お客様はどのような方が多いですか?
売買がメインですので、自然と若い世代のファミリーが多くなりますね。ただ、やはり地域に根差しているので、祖父母から、子、孫へと3代にわたって私たちが住まいのお世話をさせてもらった、という方も少なくありません。「あのな、上原さん。こんど孫が家を建てるって言うとるんやけど、ちょっと世話してやってくれんか?」と、おじいさんから電話がかかってくるなんていうのもよくあること。ありがたいことに「このあたりで家や土地を探すなら、上原さんに頼めば大丈夫」と思ってくださっているようですね。
外から入ってこられる方はいかがですか?
多いですよ。たとえば若い夫婦なら、高松市とさぬき市にそれぞれの実家があるような方。どちらにも帰りやすいという理由で、ちょうど中間地点にある牟礼は都合が良いようです。 結婚を機に地元で家を建てたいというUターンの人もおられます。地元愛が強い人が多いのでしょうね。ちなみに、牟礼は秋祭りが活発で、そこに参加するために仕事を休む人がいるほど。そういう風土が忘れられないのかもしれません。
それと、こういう人たちが家・土地を探す場合「牟礼界隈で」という指定ではなく、「牟礼の、この地域の、このあたりで」と、かなり場所を限定して探すことが多いんです。できるだけ実家や親族たちの近くに住みたいとか、昔からの兼ね合いとかいった理由が多いですが、これは地方特有の面白い傾向かもしれませんね。そういう細かい希望にも応えられるのが、当社の強みでもあります。
すると、オーナーさんとの関係構築も大切ですね。
そうですね。先ほど申しました市街化区域・市街化調整区域の線引き廃止以来、新築物件の供給が増えています。すると物件を所有しておられる方は「リフォームするか、新しいものを建てるか」で悩むこともあるわけです。実際にそういったご相談もよく受けますし、そこに親身になって応えることで信頼も深まります。大事なのはその積み重ねです。コツコツと、地道に頑張っていますよ。

スタッフについて ~女性スタッフと力を合わせて~

スタッフは何名で運営しておられますか?

オフィス
事務所でお仕事中の一コマ。
忙しい中にも和気あいあいと

最近、新しい仲間が1名増えまして、現在私を含めて4名です。みんなで力を合わせて楽しく頑張っています。
また、私以外はすべて女性です。地域柄、お陰様で強い売り込みをしなくても地縁や血縁でどんどんお客様は来てくれますから、お店の雰囲気も家庭的で明るいものにしたくて。現地の案内だって、こんなおじいちゃんより、若い女性がやってくれたほうがお客さまも嬉しいじゃないですか(笑)。
上原社長はもうあまり現場には出られないのですか?

自宅
事務所は上原社長の自宅直通。
お客さまは座敷に招かれて契約することも

いえいえ、そんなことはありません。やはり、私も長年地域で築いてきた“顔”というものがありますから、私を頼って来てくれるお客さまも多いですしね。まだまだ現役で現場案内もしていますよ。そもそも、人と接するのが好きでこの仕事を始めたのですから、やめたいとも思いません。それに、物件案内などで外に出ることで、常に新しい不動産情報を自分の目と耳と足で得ることができます。そういうアンテナは常に張っておかないといけませんからね。
女性スタッフのみなさんも、イキイキ働いていらっしゃいますね。

スタッフのみなさん
スタッフのみなさん

ありがたいですね。私は、もっと女性人材を活用したいという想いも持っているんです。女性の社会進出が増えたとはいえ、実情はまだまだでしょう? 女性の経営者が育つくらい、どんどん活躍してほしいですね。
ホームページやインターネットの活用にも、女性の感性をもっともっと取り入れたいです。いまホームページを主に担当してくれているスタッフは、入社前から、自分で住む物件を探しがてらいろんな不動産屋さんのホームページを見比べるのが好きだったという女性で。とても心強いですね。
お店情報

店舗写真

株式会社上原不動産事務所
住所:〒761-0123
香川県高松市牟礼町原471-1
TEL:087-845-5111 FAX:087-845-5113
お問合せ先:uehara@fudo-san.jp
お店HP:http://www.fudo-san.jp/
編集後記

お客さまの志向も都市部とはまた違った傾向がある中で、地域性をしっかりつかんで対応しておられる上原社長。営業然・ビジネス然としない温かいお店づくりも好感が持てます。
また、女性を活用したいというお考えにはまさに脱帽。傘寿も超えると、ともすれば男性は頭が固くなりがちです。しかし、そんな悪い意味でのガンコさを微塵も見せない柔軟な感性は「素晴らしい!」のひとことではないでしょうか。
実はその柔軟性がネットの活用や@dreamの導入に繋がっているのですが、そのあたりのいきさつを、次回詳しくおうかがいしてみたいと思います。

(取材・執筆  株式会社 物語ライティング)
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