トップ >> メールマガジン >> メールマガジン「住まい選びの成功法~秘訣は不動産会社選びにあり!~」バックナンバー

メールマガジン「住まい選びの成功法~秘訣は不動産会社選びにあり!~」

契約に際して知っておきたいポイント(4) 敷金、礼金にも交渉の余地が

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

          ■住まい選びの成功法■
          ~ 秘訣は不動産会社選びにあり! ~

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第19号 2013/04/10

前回は契約の際に知っておきたい点についてお話しました。
契約書はなるべく隅々まできっちり読んでおくこと、そして、疑問に
思ったところは必ず確かめておくことがポイントでしたね。
契約書へのサインは「すべてを納得してから」が鉄則です。

さて、今回は、より有利な条件で入居するための“裏ワザ”を
お話しましょう。

物件を契約するとき、ついてまわるのが「敷金」と「礼金」です。
用途がはっきりしている、いわば“預かり金”のような役割の
「敷金」に対し、「礼金」は、その存在意義がよくわかりませんよね。
しかも、地方によっては、そもそも存在しないところもあるし…。

「礼金」の由来については、実はいろいろな説があるようです。
代表的な2つの例をご紹介してみましょう。

まずひとつは、「ウチの子をよろしく」説(ちなみに、名称は私が
勝手に名付けたものです・笑)。入学や就職のため、東京などの都会に
単身で暮らすことになる若者たち。昔は、現代のように交通網も通信網も
整っていませんでしたから、親(や親戚)の心配は相当なもの。

そこで、「我が子をよろしくお願いします」と、大家さんにあらかじめ
お礼の念を表すためお金を手渡したことが、「礼金」の発祥である、
としています。

もうひとつは、戦中・戦後、物件の数が非常に不足していた時期に
始まったとされる「家賃の補填」説です。

戦災で住む家を失い、しかも、仕事の確保もままならなかった当時の
人たちが、月々の家賃を抑えてもらう代わりに、そのお礼として
支払ったのが始まり、としています。

いずれにしても、現代ではあまり必要性が感じられませんよね。
実際、「礼金はなくなる」と言われ始めてから、けっこう経っています。
でも、なかなかなくならないのは、なぜか。そう、大家さんにとって、
なくなってほしくない慣習だからですね。

大家さんの要望によって存続しているのが「礼金」というわけです。
そのため、物件によって「1」だったり「2」だったりと各様バラバラ。
ということは、交渉の余地がある、と言えるでしょう。

「人気のエリアにある」とか、「駅近」、「新築」などの物件は、
住みたい人が多いため、大家さんも強気。「礼金」を値引かなくとも
お客さんが現れますから、交渉はちょっと難しいかもしれません。

逆に、駅から遠かったり、あまり人気のないエリアだったり、
築年数が経っている物件の場合は狙い目です。「礼金がゼロなら
契約してもいいかも」と交渉してみましょう。

実際のところ、最近は礼金ゼロの物件が増えてきていますから、
決して非常識な提案ではないはず。また、そのような“事実”を
大家さんに伝えるのも効果的です。

ご存知のように、「敷金」と違い「礼金」は一度払ってしまったら
1円も戻ってこない費用。払うのが慣習となっている2カ月分、
3カ月分の家賃がゼロになれば、節約になるのは言わずもがな、ですね。

こうした時流を受け、不動産会社さんでも様々な方策を考えています。
たとえば、「礼金も手数料も値引けません。その代わり、敷金なら
2カ月から1カ月に値引くことができますよ」といった提案もそのひとつ。

値引いてもらう費用の優先順位は、当然のことながら「礼金」のほうが
上です。でも、前述のように「礼金」の値引きが難しいような物件なら、
考えてみるのもひとつの方法です。

不動産賃貸のトラブルで一番多いのは「敷金」の返還問題と言われています。
「戻ってくるはずの敷金が、戻ってこない」というやつですね。
ということは、預ける金額を初めから少なくしておけば、もしもの時、
被害が少なくてすむわけです。

いずれにせよ、まずは交渉してみないことには始まりません。
恐れることなく、不動産会社に希望を伝えることから始めてみましょう。

>> 次号 契約に際して知っておきたいポイント(5) 仲介手数料と火災保険について

戻る

メールマガジン
  • 賃貸不動産物件を検索しよう
  • 売買不動産物件を検索しよう
  • 簡単1分登録とは?